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森巣 博さん

Wednesday, February 24th, 2010

アカデミーヒルズ森巣博さんのお話が聞けるというので行ってきました。お話なんてものではなく、講演タイトルには「炸裂トーク」と書かれていたが。雑誌『クーリエ・ジャポン』の連載で初めてこの作家を知って、過激でユーモアがあって、でもすごく正論で知的な文章がとても気に入ってしまった次第。

プロフィールには「オーストラリア在住の博奕打ち兼作家」とあります。
博奕打ち??というとこからして衝撃なのですが、実は誤解(私が勝手に)もあって、オーストラリア在住というところで、勝手に日本人ではないと信じ込んでしまっていた。三浦按針が実はウィリアム・アダムス的なことで、きっとモーリスさんという人なのかも〜、それにしても日本語の文章が達者過ぎるな、などと。まあ、誤解はほどなく解けたのですが、森巣さん曰く「日本人とは『日本人論』で語られるところの枠組みに入る人」なので、そういう意味では森巣さんはやはり日本人ではないのだろう。

テーマは「境界」。折しも、バンクーバーオリンピックでにわかナショナリズムが盛り上がっている時期にぴったり!? ナショナリズムやアイデンティティについての熱い話に。
「境界とは元からあるものではなく、作られるもの与えられるもの」そうそう!
「社会は異質なものの集合体であるが故に豊で美しい」まさに!
そして最後に念を押すようにも「もう一度言います」と強調して言っていたフレーズが「全ての人間は外国人である」その通り!

個人的にずしっときたフレーズはこれ「希望が絶望に変わるのは、それをあきらめた時」
だよね、がんばらねば。